東京女子流のライブの熱量が低いとはよく言われている事である。
横ノリ中心の楽曲構成のため他のグループアイドルのファンからすれば、
まったく盛上がっていないように見えるらしい。
ドラムセットの後ろにあぁちゃんを認識した会場内はイッキに大爆発!!!
そこら中からあぁちゃんコールが湧き上がる!
ツインドラムかと思って見たらドラムの女性はニコニコしながらタンバリンを叩いている。
あぁちゃんは1人でドラムを叩きながらマイクに顔を寄せて歌っているのです!!
「あぁちゃーん!あやのー!こにしー!あぁちゃーん!」
自分もここまで熱量が高い女子流現場は初めてだ!
盛上がるとかの次元でなく、感動ですら飛び越えて、ただひたすらカッコカワイイという。
格好良すぎて可愛くて涙が出そうになった。ってゆーか出た!
演奏終りのあぁちゃんのドヤ顔!!いただきました!
興奮も冷め終わらないまま『Partition Love』の初披露!
正直、この曲だけは松井氏のキーボードと土方氏のワウギターで聴きたかった。
MCを挟み『Mine』・『頑張って いつだって 信じてる』・『ちいさな奇跡』を披露。
そして本編ラストの『ヒマワリと星屑』でショックな出来事が・・
・・あぁちゃんの歌唱パートを友梨が担当していたのです!
認めたくはないが、受け入れなければいけない事実。
ソロパート変更という、誰もが辛い最終手段を選択したチーム女子流。
しかし29日に控えたCOUNTDOWN JAPANの出演を考えれば当然の結論だと思う。
我々ファンは暖かく見守れても超アウェイの一見さんにはパフォーマンスが全てである。
思ったのはエイベックスA&R佐竹氏のバランス感覚!
歌割りの変更をしたことで重苦しい空気でライブが終ってしまうのを回避するために、
以前にTV企画でドラムを叩いたことがあるあぁちゃんにドラム演奏の提案したはずだ。
そこで選んだ楽曲が『Get The Star』!迷走や失速の原因と言われる通番外曲を、
女子流史上最高の盛上がりにしてしまった一発逆転のアイディアが痛快すぎる!!
それに応えたきった小西彩乃も凄いが。
そしてアンコールからのMC。
盛りだくさんの情報がありすぎるのでその件は次回。
『おんなじキモチ』を皆で振りコピ、そして本当のラスト『キラリ☆』を皆で合唱。
両曲とも彩乃パートを友梨が歌っていたけれどグループだからフォローしあえる事。
もっとポジティブに考えればグループとしての底上げがされているからこそ出来る事。
希望も課題もみえた1年間の集大成といえる、本当に素晴らしいライブでした。
おしまい。
佐竹氏が思い描くブレイクポイントに向けて第2ステージが始まるはずだ。
大きくジャンプするためにはいったん膝を曲げて屈む必要がある。
数年後に、この1年がそれだったのだなと思えれば、そんなに嬉しい事はない。