2014年9月2日火曜日

@JAM EXPO 2014


   以前に誰かが思考停止ワードだと呟いていた"多幸感"。
   そんな多幸感で満ちている横アリの大小7ヵ所のステージで歌い踊るアイドル達。
   握手会にアイドル。通路にもアイドル。同じフロアでステージを観ているアイドル。
   休憩場所でチキンを買ってる自分の横でジャンクフードを食べているアイドル達!
   アイドル!!アイドル!!!アイドル!!!!どんだけアイドルなんだーー!!!!!
   この状況に、この空間に、この混沌に、多幸感以上の言葉がありますか?
   100組いるわけだからメンバーの人数が平均4人だとしても400人はいることになる。
   アイドルが"多"いから"幸"せを"感"じるのでは確かに思考停止といえるから、
   自分が推したアイドルぐらいは簡単ではありますがレポートを書こうと思います。
   

   「どんなに可愛い子が歌って踊っていても楽曲が響かなければ興味をもてません。」
   という自論が説得力を失うほどに個性的でキュートなつりビットのメンバー!
   この子たちの未来が明るく輝いていますように。と、誰もが願わずにはいられない!
   魚探さん、優しい現場を作って大切に見守ってあげて下さい。
   ちなみにメンバーの小西さんに訊いたところ女子流の小西さんの妹ではないそうです。

   エレクトロな音モノから始まったCupitron!ダンスをカッコよくキメたあとの自己紹介で
   「カラフルポップ テクノワールドCupitronデス!」と恥かしそうに言うのがモエる。
   タテノリになるのかヲタノリになるのかは今後のサウンドとピコピコさんしだい。
   いつの日か、別世界の3人のようにバッキバキな3人を観られることを期待しています。

   入場規制に引っかかりステージ入口で観ることになったGALETTe*!
   フロアライクでディスコファンクな新曲なのにテンプレート化した残念なヲタ芸の中、
   入口付近で音漏れを楽しんでいた数人のガレヲタ?のダンス魂に火が点いた!
   入場待ちで並ぶ別のファンに冷笑されながらも踊るヲタが少しずつ増えていきます。
   自分も飛び入り参加しました!音楽のこういった瞬間が好きなんです。
   
   想像以上にハードロックで格好良かったParty Rockets!
   盛上がりもヲタノリだけではない独自の応援文化を燃料さん達と築いていますね。
   アイリスも独特だったし、観れませんでしたがドロシーもバラードで勝負したようです。
   仙台のアイドルは雰囲気がありますね!


   そのほかにも、Palet・THEポッシボー・東京パフォーマンスドール・Cheeky Parade
   夢みるアドレセンス・SUPER☆GiRLS・JKT48・PASSPO☆などを観れました。
   とにかく感じたのがノリがワンパターン。。アイドル現場だけの問題ではないけれど・・
   MIXやウリャオイやオーイング、ヲタ芸が悪いとは思いませんがあまりにも多過ぎます。
   アイドルはファンを選べませんからさんみゅ~のようにヲタ芸を禁止にするのもありだし、
   女子流のように楽曲の構成で封じ込める手もある。

   で、女子流はどうだったかといえばパフォーマンスは良かったがセトリがイマイチです。
   この前のTIFやRIJでもセトリが迎合している感じで攻めの姿勢が伝わってこない。
   とくに初出場したRIJで演曲を減らしてまでしてトーフとコラボしたのが理解できません。
   トーフの出演時にひとみが行って歌えば済んだ事なのでは、と思います。
   今回もユーストで世界配信されていたのに『ひまわりと星屑』が英語Verでなかったり、
   現在公演中のHARDBOILED NIGHTからは1曲も披露されなかったりとか・・・
   ファンとしては2014進化形の女子流をDDさんや一見さんに観てもらいたいのです。

   盛上がり至上主義が蔓延するステージで、ワルツのような『月と気まぐれ』を歌い踊り、
   横アリの会場がアウトロのオルゴールの静寂に包まれたのなら美しい光景になる。
   東京女子流には全てのフェスはアウェイのつもりで挑んで欲しいのです。


   さて、数ある@JAMのステージの中で自分がヘッドライナーに選んだのはNegicco!
   ネギのライブは暖かくて超絶に楽しいということは噂で知っていたので。
   15分の持ち時間の中で、ネギヲタさんが初見さんに聴いてもらいたい曲と、
   初見さんが聴きたかった曲をメドレーにして聴かせて魅せるという粋なステージング!
   10年以上の活動期間は伊達ではありませんね。最高~!に楽しかったー!
   (普通の人が観ればヲタノリにしか見えませんね。。8:30からのラインダンスに注目。)






   本来はドラッグ用語である多幸感という言葉がアイドル界隈で頻繁に使われるのは、
   その高揚感や常習性を考えればあながち的外れなワードではないと思えます。
   主催者は赤字らしく多幸とはいえないようですが、観客も主催も運営も演者も含めた、
   できるだけ"多"くの人が"幸"せを"感"じられるイベントに成長していってほしいですね。


   アイドル三昧の今年の夏が終った・・・また来年も行くぞー!!     おしまい。