2016年2月28日日曜日

Especia Hotel Estrella-Check out-


   明日の卒業ライブを除けば現体制としては事実上のラストとなる東京2公演。
   会場はリゾートホテルのような雰囲気の恵比寿 The Garden Room。




   今日は撮影はしません。もちろんお酒も飲みません。
   5人のEspeciaのパフォーマンスをしっかりと記憶に刻むために。




   会場に入ります。
   既にDJが観客を暖めていて数人がブースの前で踊っていますね。
   踊りたい人は空いているPA付近に陣取っているペシアのライブでは馴染みの光景。
   どこで観ようか迷っていると知合いのペシスト達がハグしてきます。
   これもペシアの現場ではお馴染みの光景。1部はステージ前えりポジに陣取ります。




   1部が始まります。
   インディース時代のデビューミニアルバムから4曲披露して自己紹介のMC。
   ではなく、「それでは以上、Especiaでしたー。」と本編終了で退場。
   ペシストの「カネ返せー!」のコールはやがて「アンコール!!」に変わり、
   フロアの後方からメンバーが『X・O』を歌いながら再登場!
   握手や写メをしたりして会場を練り歩くと次々とお札のおひねりが渡されます。
   貰ったおひねりをひらひらさせてニコニコとステージに戻ってからの、
   怒涛の18曲連続アンコール!本編?と合わせれば2時間もの間です!!
   MCなし給水はおろか汗を拭くことすらせず軽やかに歌って踊るEspecia!
   悪ふざけの後の本気モードに感傷の涙も吹き飛びます。




   さすがに明日の大阪には行けないからね。
   自分にとってはこの2部が5人体制のラストライブになります。
   だったら最後のパーティを楽しむのはここしかないでしょ!PA前えりポジです!
   2部はナンブヒトシがゲスト参加しての『ナイトフライ』からスタート。
   続く『Good Times』では恒例のペシメンがフロアに下りてきてのハイタッチ!
   そしてステージに戻り「それでは以上、Especiaでしたー。」と本編2曲で退場。
   「カネ返せー!」のコールが「アンコール!!」に変わり『海辺のサティ』で再登場!
   この曲のイントロは「ヤバイのキタッ!」などとガヤが飛ぶのがお約束なのですが、
   東京が見納めの人も多いのでしょうね。ガヤがハンパありません。
   アンコール2曲目は『アバンチュールは銀色に』!ペシストは全力の大合唱で答える!
   現場のボルテージはますますアガっていきます。



   
   『アビス』のイントロが流れ出したとたん近くいたもならーが泣き崩れます。
   イックバルがもなりに書いたといわれるこの名曲を他の誰が歌うのだという思いと、
   誰もが歌い継いでいってほしいという思いが交錯する。
   『Security Lucy』のえりかパートのえりかコールでたまらずに会場前方に突入!
   戻り際にペシスト達に「サイコーサイコー!」と抱きつかれます。
   まってました!『No1 Sweeper』!絶叫ともガヤともつかない歓声が上がります!
   もう撮影してる人なんか殆どいません! お ど れ ー!! さ わ げ ー!!!
   アンコールラスト22曲目は『We are Especia ~泣きながらダンシング~』!!
   5人ののぼりがフロアに掲げられ5色の風船が飛び交い5色の特効テープが宙に舞う!
   エモすぎて!楽しすぎて!カッコ良すぎて!厄介すぎて!涙も出ない!
   若旦那がペシメンへ宛書きしたメンバー紹介ソングだからもう演らないかもしれない。
   「ゴッソ!!ゴッソ!!」とタイトルどうりに泣きながらダンシング!
   笑顔で「それでは以上、Especiaでしたー!ありがとうございましたー!」・・・・・。
   きっと、この2公演自体がEspeciaの3年8ヶ月のアンコールだったのですね。




   1部と2部を合わせて持ち歌をほぼノンストップで全48曲披露。
   ワンマンを何度も観ているはずの自分でさえここまでタフなグループだとは知らなかった。
   このパフォーマンスでEspeciaの音楽を伝えていければ、せめて・・せめてあと1年、
   現体制で続けていれば次のステージが見えてきたかと思うと残念でなりません。
   それでもEspeciaチームはこれだけ多くの素晴らしい作品群を世に残してくれたのだし、
   ペシストやファンやヲタにはこんなに沢山の素敵な思い出を残してくれました。
   今は5人のメンバーとスタッフに、お疲れさまです。ゆっくり休んで下さい。と言いたい。
   そして5人と1人に、Especiaになってくれてありがとう!と伝えたいのです。




   Especia第1章、チェックアウト。




   はるかとえりかが残り、来年度から再始動するEspecia第2章。
   これからもEspeciaの音楽は続けるという清水プロデューサーの言葉を信じるだけだ。
   ぶっちゃけ可愛い娘を5人ぐらい増員してさ、もっと上までアガろうよ!!