2013年8月18日日曜日

シングルロード・その2


   そして、このイラストが自分の人生を変えてしまったのです。(←ちょっと大袈裟。)


   1976年、世間はスーパーカーブームの真っ只中。
   以前に『Pininfarina』のエントリーでも書いたことがあるのですが、
   自分はスーパーカー→カロッツェリア→デザインと興味の対象が移っていきました。
   しかし、それとは別に関心があった物があります。
   オートバイです。
   おそらく年齢からくる「早くオートバイに乗りたい!」という感情だったと思います。
   ところが熊沢氏のイラストを見た時、
   自分の中で、オートバイと、デザインが、繋がってしまったのです。
   そして、その時に感じたコトがさらに強い思いになる出来事が、、

   1976年9月にモトライダー誌が創刊されました。
   巻頭特集は『カフェレーサーの世界』!
   見開きのページにはビモータやエグリなどのカフェレーサーの写真が載っていました。
   次のページを開くと国産4メーカーの4車種のオートバイをベースに、
   ビキニカウルにシングルシートというライトなカフェから、
   フルカウルにオリジナルフレームといったヘビーなカフェまで、
   4段階に分けてカフェレーサーのイラストが描かれていたのです。
   そこにはこんな文章が書いてあったと記憶しています。
   「セダンをスーパーカーには出来ないけれど、オートバイならカフェレーサーに出来る!」

   さらに翌年1977年1月から12月まで、モーターサイクリスト誌にて島英彦氏の
   『モーターサイクルエンジニアリング』という連載が始まりました。
   アライメントの決め方やフレームの製作方法、(なんと冶具立てや溶接の仕方まで。)
   またFRPタンクの作り方や補記類の取り付けノウハウなど、
   かなり高度でマニアックなレポートが掲載されていました。
   当時、中学生だった自分は中二病全開で妄想しまくりですから生意気にも、
   「オートバイなら"オレ"仕様を作れるかも!」なんて痛い勘違いをしてしまうのです。。




   そして、連載中の1977年4月にロードボンバーが発表されました。

   つづく・・かな。

2013年8月15日木曜日

林道ツーリング


   今日は林道ツーリングに行ってきました!参加者はMT君、KMさん、自分です。
   TKさんとFJちゃんは仕事が入ってしまったようです。お疲れさまです!
   今回の目的は25年前に走った寸又峡の林道を走行する事。
   林道のままなのか?舗装されたのか?廃道になっているのか?楽しみですね。


   2本目の林道を走ったところで長島ダムで休憩。
   ダムの下から吹き上げてくる涼しい風が気持ち良いのですが、
   高所恐怖症なので三角形に飛び出てる展望台に立つだけでも怖いです。




   寸又峡に到着しました。
   紅葉が有名だけど夏でも大勢の観光客がいるのですね。驚きました!
   昼は鹿さし定食にしました!そういえば道中で野生の鹿を何頭も見たなー。




   目的の林道は舗装も進んでいたけどダートも残っていましたね。
   残念な事に途中で道が崩落していたのでUターンになってしまいました。
   だけど25年前の記憶が蘇ってきて大満足です。




   帰りは3本の林道を走って無事に終了。
   全行程240キロで林道を6本。今日は暑い中、皆さんお疲れさまでしたー!
   ・・自分も明日から仕事です。。