2014年6月21日土曜日

東京女子流 4th JAPAN TOUR 2014 CONCERT*04~野音Again~



   東京女子流のセンターに圧倒的な存在感で太陽のように光り輝く新井ひとみ。
   そして、時に満月のように時に三日月のような妖しい光を放つ小西彩乃。
   太陽と月。女子流のツインボーカルが帰ってきた!
   「オイ!オイ!オイ!オイ!オイ!オイ!オイ!オイ!
   土方氏のギターリフと観客のオイオイコ-ルが野音を揺らし感情を震えさせる。
   それは1人のメンバーの復活というよりも東京女子流が機能していく事への期待です。
   扇状の客席からステージまで俯瞰で見渡せるこの場所が特等席であったことに気づく。

   続く『運命』ではあぁちゃんとゆりのツートップ。
   この甘いハイトーンの中江友梨の声がなければ女子流サウンドが成立しないことを、
   あのボロボロの3rdツアーを体験した人は痛いほど分かっているはずです。
   そして1stアルバムから『鼓動の秘密』。
   息を呑むほどに幻想的な空間!そうかアルバムタイトルは全部やるということか。

   MC6、今まで誰も口にしなかった苦悩を新リーダー庄司芽生が気丈に語ります。
   そして3rdツアーの失敗と反省から自分達を見つめ直すことで今後の飛躍を宣言。
   本編のラストは、初めての武道館公演がターニングポイントとなるように、
   スタッフから新たなるスタートの願いを込めて贈られた『約束』。
   結果として果たせなかった『約束』の歌詞がオーディエンスの胸を締めつけます。
   4thツアーの最後に3rdアルバムの表題曲を歌うことで3rdツアーに決着を付ける。
   今回の野音はチーム女子流にとって、2つのツアーのファイナルでもあったのですね。

   「女子流はもっともっと上を目指します!それでは、東京女子流でした~。」






  「アンコール!アンコール!アンコール!アンコール!アンコール!・・・
   アンコ-ル1曲目は『Attack Hyper Beat POP』!
   盛上がり曲がアタック頼みだと揶揄されたとしても今はその盛上がりが心地よい!
   沸いて!弾けて!騒いで!踊れーー!!
   MCはお約束の告知とサポートバンドのbonsaiのメンバー紹介。
   裏方に徹した渋いアレンジが今夜のクオリティを誘導していたのは間違いありません。
   アンコールのラストは東京女子流の原点。
   TGSナンバー00でもあり4thアルバムのタイトル曲、『Killing Me Softly』。
   再始動できなかった女子流が、再生がテーマのこの曲をファイナルの最後に歌う意味。
   セットリストに込められたメンバー達の真摯なメッセージがバックトラックに沁みていく。

   マイクを通さず「それでは、東京女子流でした~ありがとうございました~。」


   4thツアーファイナルが終わり、野音Againのタイトルどうりにリセットをしてみせた。
   まるで勝利した試合の観戦を終えたようなアスタライトやオーディエンス達。
   あちらこちらで歓喜の声が上り感動が広がる。ハイタッチやハグをしている人もいます。
   出口で音楽ブロガーさんと再び出会いがっちりと握手して女子流の健闘を称え、
   ほかのDDさんも交えて祝杯を挙げながら有楽町の居酒屋で語り合う。
   あえて彼の言葉を借りてこの長くなってしまったレポートを締めさせていただきます。

   「東京女子流を楽曲派のベンチマークで終わらせるな。」





   最後に各メンバーのブログからライブ後のエントリーを置いておきます。

   小西彩乃  『あぁちゃんるーむ

   山邊未夢  『未夢's memory

   新井ひとみ 『ひとみのひとみごと

   中江友梨  『yuri's crazy blog

   庄司芽生  『...Mei blo...

   最後の最後に、リセットのついでに未夢の髪形もデコ出しにリセットしてほしい。です!


   おしまい。

2014年6月19日木曜日

東京女子流 4th JAPAN TOUR 2014 CONCERT*04~野音Again~



   自分が東京女子流を応援している理由は楽曲以外にもいくつかあるのですが、
   その一つは努力や苦悩といった舞台裏を売りにしないユニットであること。
   もう一つはステージでは涙を見せないことです。


   MC1、いつもの自己紹介。「次はなかっぱ三部作を歌うよ~」と。
   やっぱり『おんなじキモチ』はオリジナルの振りコピがいい!RMMのワイプはどうもね。
   とか言っておきながら『ちいさな奇跡』の振りは難しくてコピれない情けなさ。

   MC2はてるてる坊主を作った話。「次も爽やかな曲いきま~す。」。
   林田健司だから当然だが曲もタイトルもSMAPっぽさ全開の『それでいいじゃん』。
   そんなに好きではないけれどbonsaiのエレピで印象が変わりましたね!
   『ふたりきり』は昨年現場が荒れた曲。
   変な口上を被せようとするグル-プとそれを阻止するために奇声を上げるグループ。
   結局は佐竹氏の一声でおさまったのだから運営はもっと発言をするべき。
   今日は久しぶりにストレスなく聴けたことが嬉しい。

   MC3、「次はダークな曲です。」と言い『十字架』を音源でパフォーマンス。
   bonnsai(盆栽?凡才?)はアラフィフバンドだから少しは休憩しないとね。

   MC4は衣装から前髪の話になり、ぱっつん2人組が切りすぎて眉が出てると大騒ぎ。
   未夢にいたっては昔の自分は黒歴史とまで言いきっている。
   そんな未夢が突然、コール&レスポンスを始めた!
   メンバーに「次の曲を考えてやってよ。」とツッこまれると「やりたかっただけ!」と未夢。
   今春にリーダーの任を解かれてからのフリーダムすぎる元隊長が楽しそうでなにより。
   
   
   バックステージを"魅せない"できた女子流が4thツアー中に発売した武道館映像。
   その1万円もする3枚組Blu-rayに収録された『3rdツアー~『約束』~ドキュメント』は、
   満身創痍のメンバーを淡々と撮影したカタルシスのない過酷な闘いでした。
   自身のことで精一杯になりコミュニケーションすらとれなくなったメンバー達を率いて、
   掛け声を出しながら笑顔で舞台裏を走り回る山邊トレイン。
   リーダーの資質とは別な山邊未夢の天真爛漫さが東京女子流を救っているのです。


   日も暮れ始めピンクのペンライトが映える時間帯での『キラリ☆』が素敵です。
   そこからの『孤独の果て~月が泣いている~』は痛快すぎ。
   4thアルバムに少なからず不満があるのはこういった遊びの楽曲がないから。
   そして『Rock you!』!メンバーが一生懸命考えたというセトリが素晴らしい。

   MC5、2年前の野音の話題。
   「あの頃は若かったねー!オトナになったね!」 まだまだコドモです。
   「今日のために野音の映像を何度も何度も見直したよ。」 泣けるわ。
   「これから盛上がっていくよー!新曲いきます!」 うおーっ!「『pain』!」 おーっ!
   この楽曲は生バンドが嵌まるとは思っていたが想像以上です。
   というよりbonsaiがあらゆるパートでアドリブを突っ込んでくるのがいちいち激渋。
   その流れのまま2ndアルバムの表題曲、『Limited addition』!!
   歌姫の不調をうけてしばらく封印されていた楽曲だ。
   声が裏返ることもなく歌う姿に高まったオーディエンスにバンドアレンジだから可能な、
   2番からの『Unlimited addiction Mirrorball Royal Mix』!!





   つづく。

2014年6月17日火曜日

東京女子流 4th JAPAN TOUR 2014 CONCERT*04~野音Again~


  に行ってきました。

   東京女子流 4th JAPAN TOUR 2014のツアーファイナル。
   CONCERT*04~野音Again~のサブタイトルのように女子流にとっては2年ぶり。
   自分にとっては25年前の角松敏生のライブ以来の日比谷野外音楽堂です。

   楽しいけれどいまいち噛み合わない4thツアーだったから、晴れてくれただけで十分。
   過度な期待もしていないし、無事にゴールさえしてくれればいい。
   そんな平常心を保ちたいのに音漏れしまくりの野音のリハはそれを許しません。

   物販コーナーに行きスタッフさんに挨拶しておまいつさんにも挨拶。
   しばらくすると先週も一緒だった音楽ブロガーさんとも偶然に会って挨拶する。
   聞けばGALETTe*のインストアライブからのハシゴ。
   こちらも昼に9nineのフリーライブに行っているので人のことは言えません。。
   今日は踊って盛り上げるからと気合を入れながら野音のエントランスに向かいます。

   席は中央上手の後方寄り。想像していたよりステージが近い。
   客入れSEが渋すぎる。アース・ウィンド&ファイヤーとかジプシー・キングスとか。
   多少は涼しくなった会場で沢山の人達がスマホを弄りながらゆれている。
   こんなに木に囲まれていたかなと思いながら自分も野音の雰囲気に身をゆだねます。
   期待値は上げないようにしていたけれど何かが起こる予感はある。
   レッド・ツェッペリンが流れるなかギタリストの土方氏が率いるbonsaiが登壇!
   影アナからのメンバーの掛け声とともに本人達が飛び込んで来た!!
   イントロはカッティングギターとエアギター!『ひまわりと星屑』でオープニング!!!
   そして何かは1曲目から起きた!


   あぁちゃんが自身の歌唱パートを歌っている!!
   武道館本編ラストから他のメンバーへ歌割変更がおこなわれた『ひまわりと星屑』。
   女子流サウンドの中でも屈指の"全て"があんなに楽しいキラーファンクチューンが、
   それ以降はずっと心の底からは楽しめない楽曲になってしまった。
   そんな思いをしまい込みながらも諦めずにいた誰もが待ち望んでいたこの瞬間!!
   戻ってきた小西彩乃に会場全体が全力でコールを被せてくる!!!
   「あぁーちゃん!あぁーちゃん!あぁーちゃん!・・
   あぁちゃん、歌ってくれてありがとう! 守っててくれてありがとう、ゆり!


   去年は活動休止まで考えたというA&R佐竹氏。
   RMM縛りの4thツアーも、溜まった曲を吐き出したかのような4thアルバムの発売も、
   今思えば全てこの日のためにあったのではないかと思えます。
   いつもは軽いカンジにみえる佐竹氏のシナリオが熱く重い。
   今年の東京女子流は原点回帰とのこと。

   衣装は白の清楚なトップスで背中を十字架の形で抜いた程々なセクシーさ。
   スカートは各5色の縦縞ロングが髪型とあいまってオールディーズ風。
   4曲目の『Liar』でキャストオフすると提灯ブルマ!がコミカルな絶妙のバランス感。
   シューズも踊りやすそうで観ているこちらも安心できます。
   最高にグルーヴィな『Don't Be Cruel』まで5曲連続のパフォーマンスが頼もしい!





   つづく。

2014年6月7日土曜日

『ディスコの神様』リリースパーティー@代官山UNIT


   tofubeatsの『ディスコの神様』リリースパーティーに行ってきました。
   昨晩、いや、オールだったから今日と言うべきか。
   代官山に来たのは今年に入って3回目!年内にまた行くような気もする。

   今回は別件の待ち合わせがあって早めに着いたのですが、
   すでに女のコ達が雨宿りをしていて、「天気が悪いのにもう来てるんだ~。」
   と思ったら、Especiaのメンバーでした!!




   会場に入るとDJが始まっていてクラウド達の暖機をしています。
   客層はトーフ4割、ペシスト3割、マシュー2割、クラバー1割といったところか。
   しばらくするとEspeciaのマネージャー清水Pが卓に陣取り歓声があがります!
   先日発売されたアルバムから『海辺のサティ(PellyColo Remix)』をプレイ!




   VJに4Kの文字!?
   Perfumeの新曲がPanasonic 4K VIERAとタイアップなので4Kで公開されたばかり。
   おそらくその2日間で仕込んだハズ。大爆笑しました!ホンマカズキ氏、GJ!
   ちなみに以前紹介したEspeciaのMVはVHS Editで絶賛公開中。




   「皆さんに注意事項があります。Especiaのライブは、撮影OKです!」と清水P!
   自由だからこそファンもそれに応えて素晴らしい映像を動画サイトに上げています。
   ペシアの魅力を拡散するために、撮りながらだとライブを楽しめないのを承知で
   ファンカムをしているペシストさん達には本当に頭が下がりますね。
   



   1stアルバムのリードトラックである『No.1Sweeper』が始まります!
   生で聴いて観たのは初めてだけど、これは本気でヤバイ!!
   間奏でえりかが勢いよく飛び出してくるダンスパートがめっちゃ格好イイ!
   もうユルふわダンスとは言わせません!

   先頭にいるちかぶぅ。




   にサプラーァイズ!!




   ペシストさんがサイリウムを配っていました。ちかぶぅ誕生日おめでとうー!




   ライブ超楽しかったー!いつか絶対にフルバンドワンマンに行くぞー!!
   ステージ終了後にメンバー達と階段ですれ違ったので、
   「アルバム買ったよー、すっごく良かったです!」と伝えました。




   Especiaが終ってNegiccoでおなじみの西寺郷太のDJ。
   本人のリリースパーティーだから当然tofubeatsのライブDJ!
   そしてゲストの藤井隆!この人は本当に凄い!ギャグになるギリギリのかっこよさ!
   ラストDJは主催者でもあるMichelle Sorry。

   DJは80's洋楽固めで回っていたから上手側のスピーカー前でゆらゆらと。
   すると下手スピーカー前に4月の松井病院のライブで知合った音楽ブロガーさん発見!
   実は彼のブログをずっと以前から読んでいたんですよね。   
   始発までの間マクドナルドでアイドルトークをしていました。次は野音?で!




   トーフのライブなのにペシアの事しか書いてなくてスミマセン。