2014年9月15日月曜日

つりの恩返しVol.2 ~もっかい表参道を釣り上げます♪~


   朝の渋谷。朝マックを食べて少しお散歩を。




   今週からPerfumeのぐるんぐるんツアー代々木 4Daysが始まります。
   JPNツアー新参の自分が言うのもなんですがパフュの客層は様変わりしましたね。
   例の人差し指を立てた片手を上げて前後に振るだけの光景。
   Music by 中田ヤスタカ の文字が映し出されたスクリーンを見て着席する観客。
   そしてハイエナジーで下世話なアノ曲ですら始まる手拍子。
   ライブの楽しみ方は人それぞれだけど代々木はディスコな空間になってほしい。




   開店時間を狙い渋塔に向かいます。




   ORIGINAL LOVEの田島貴男が楽曲提供したNegiccoの新曲、
   『サンシャイン日本海』のサイン入りポスターが貼られていました。
   @JAMのネギは本当に楽しかったな~。
   ネギヲタさんとのラインダンスはとてもいい夏の思い出になりましたね!



   
   今、世界に一番近い男。と言われているMIYAVIの新曲『Real?』を試聴中。
   最近はSMAPの新曲を手掛けたことで話題になりましたね。
   しかしボーナストラックにライブ音源が5曲も収録されていて1200円は安過ぎ!
   窓枠の興奮が甦ってきてまたライブに行きたくなりました!
   実は男性のライブの方が"観る"必然がないから音楽に集中できて楽しめるのです。




   昼になったので表参道に移動します。




   本日の目的はつりビットのワンマンライブ。
   日曜のJSCに行くのは決めていて、土曜の女子流か月曜のつりビットかで迷う。
   推せるかどうかは演者だけでなく運営や観客を含めた全てだと自分は考えているから、
   やはりワンマンライブを観ておくべきだと思いつりビットに釣られます。




   つりビットは典型的なアイドルのフォーマットに沿ったアイドルユニットです。
   MIXなどのヲタ芸を推奨するような楽曲構成にコミカルな歌詞。
   デビュー当時の48グループ的な制服基調の衣装。
   メンバーカラーが固定化され推しヲタを助長させる応援文化。
   ノリで決めたような色モノ的なユニット名と音楽とは関係ない企画モノ過ぎるコンセプト。
   アイドルのフォーマットから外れている女子流を推す自分にとって、
   つりビットはありふれたアイドルのたんなる1グループにしかすぎませんでした。
   山下達郎カバーの『踊ろよ、フィッシュ』のMVを観るまでは。

   ライブに行って思ったのはメンバーの個性の前で上記のことは先入観でしかないなと、
   夏紀の生誕際で会場がサイリウムの黄色い波になった瞬間気づかされました。
   想像していたより穏やかでMC時にファンがしゃがんだりするこの暖かく優しい現場が、
   願わくはこれからも荒海にならないよう祈りたい。
   そして1stフルアルバムの年内リリース決定おめでとー!

   マネージャーさんと話をしましたが女子流のようにカッコ良くなりたいとのコト。
   つりビットが数年後にクール系ガールズユニットに成長したらそれはそれで面白い。
   素材としての彼女達のキュートさは抜群だから大人達が正しい方向にさえ導けば、
   日本を代表するような、世界で活躍するような、そんなグループになれる予感がする。

   「いつか世界を釣り上げます♪ つりビットです」というチョット大袈裟なキャッチに
   トベタ・バジュン氏の気概を感じた、涙あり笑あり感動ありの素晴らしいライブでした。




   表参道の夜。次に来るのは何時の日か。




   シューティングのベルトとMIYAVIのCDにつりビットのタオル。
   形として残った物はそれだけですが、それ以上のモノが残った東京遠征でした。