このブッキングで行かないワケにはいかないでしょ。
という訳で笹塚ボウルに着きました。
既に女子流おまいつさんグループとイケメンの若者グループがいます。
イケメングループは日本人ではなさそう、訊いてみると香港から来ているそうです。
女子流の目標であるアジア進出は着実に進んでいますね。
定刻になりパーティーがスタートしました。
ボーリングレーンのド真ん中にDJブース兼ステージが設置されています。
両脇のレーンではボウリングも始まりました。
オープニングDJはkalapattr。いつも思うのですが最初のDJは苦戦しますね。
クラウド達は後ろの方でお酒を飲んだりスマホを弄ったりしながら体をユラします。
自分は定位置の上手スピーカー前へ。
2番手はpeechboy。キックとラップでキメた山下達郎の『クリスマス・イブ』が良かった。
JR東海の深津絵里と牧瀬理穂のCMを使った古賀学氏のVJも最高です!
フロアにもようやく人が集まってきました。
西寺郷太のDJプレイです。
いつの間にかノーナファンと思われるアラサー女子が最前に陣取っています。
後ろにはネギライトを持ったネギヲタが数名とEspeciaのツアーTを着たペシスト達。
ソロ曲の『サンタモニカ』で盛上ったところにNegiccoの『ときめきのヘッドライナー』!
ダンスフロアは大爆発!!!どこから沸いてきたのかネギヲタが大量発生!
「N!e!g!i!c!c!o!ー!Hey!」
愛されてるなー、Negicco!
郷太さんは喜んでいましたがノーナファンもアスタライトも楽しそうに呆れてました。
最後はWham! の『Last Chlistmas』からノーナカバーの『Last Chlistmas』。
ファンとボウリング大会をするために女子流メンバーが右レーンに入ってきました。
自分は上手側にいたので結果的に彼女達の真横に!
この距離感で40分間もJK5人組のボウリングを体育座りで見るというプレイ!!
残念ながらカワイイは封印できずに溢れて出てしまっています。
ただシャイな性格ゆえに自分達だけでキャッキャッと完結してしまうところが、
この子達のステージングの弱さにつながっているんだなと感じましたね。
さてダダさんことokadadaが回します。
初見は栄のHOLIDAYで代官山のtofubeatsツアーファイナルが2度目。
この人のDJは格好イイだけでなく気持イイんですよね。
前回も大ネタのDaft Punkの『Get Lucky』をつっ込んできましたが、
今回の大ネタはOK Goの『I Won't Let You Down』をぶっ込んできました!
さらにアスタライト向けにトーフとダダのdancinthruthenight名義で制作した、
『マジ勉NOW! feat.新井ひとみ』を回すところにサービス精神があふれています。
この人はホント踊らせてくれます!
いよいよRoyal Mirrorball 松井寛の登場です。
次が女子流のライブだからフロアの密度がいっきにタカまります。
トラックリストは東京女子流のRoyal Mirrorball Mix(以下RMM)で固めてきました!
あらためてRMMのダンストラックとしての魅力を再確認。
『Mine』なんかは原曲よりBPMを落としたRMMの方が踊れるからね。
『Say long goodbye』のRMMをさりげなく初出ししてMISIAの『Into The Light』!!
松井サウンドの中でも屈指の熱唱系ディスコサウンド!
本人が両手を上げて煽るからアスタライト達もクラウド達もアガる!アガる!
アーティストを名乗るならMISIAを超えるパフォーマンスを目指せ。
という松井氏の親心だと深読みするのは考えすぎか。
ラストは『Liar -RE:NDZ Remix-』!
そこで女子流が登場して歌って踊ってくれればカッコイイのですが、
「東京女子流です。皆さん座って聴いてください。」と曲終りのタイミングでステージへ。
1曲目は『Unlimited addiction Mirrorball Royal Mix』。
着座とオイオイコールが今までのディスコティークな流れを断ち切ります。
最近は主体性をもってメンバー自身がセトリを決めているようですが、
古賀氏の水中ニーソのVJを延々と映しているような悪いオトナの遊びに付き合うには
まだまだコドモなんだなーと。
クリスマス前の冬の夜に聴きたいのはアゲアゲ曲じゃなくてセツないスイートナンバー、
『Love like candy floss』なんだよね。
まあ子供というより真面目すぎるというか。
いろいろなシチュエーションに対応する遊び心とセンスが必要です。
今後は可愛いを売りにしないで音楽とダンスで勝負していくと言っていますが、
現時点でも音楽とダンスでは全然勝負できているんだよね。
女子流にたりていないのは安定したボーカルと洒落たセットリスト。
そして、許されるのであれば多彩なサウンドプロデュースに恵まれることを望みます。
最後は『ゆうやけハナビ』。
今晩の雰囲気なら『A New Departure』か小西康陽リスペクトで『Count Three』だな。
ラストDJ&ライブは本日のメインイベントといえる小西康陽と野本かりあ!
カアリィさんはまだ横のレーンでボウリングをしています。
最初に『ヒマワリと星屑』で女子流サウンドに敬意を表すところがサスガです。
が、既にアスタライトの人達は半分ぐらい帰ってしまいました。
サザエさんからチャゲアスまで大ネタ使いのDJパートが終わりライブが始まります!
今夜だけのピチカート・ファイヴ再結成!!
曲はもちろん『東京は夜の7時』!
「トーキョーは夜の7時!」
「トーキョーは夜の7時!イエーイエーイエー!ふぅーー!」
残ったそれぞれのファンがシンガロングしながらのダンスフロアが最高すぎます!
この記憶は一生モノになりましたね。#トバボサイコー!
最後の最後は野本かりあ、『私が死んでも』。
パーティーのエンディングにふさわしい哀愁ただようディスコポップな選曲でした。
涙が止まらなかったよ。
みんな みんな 朝まで 踊っているけど ♪ やがてどこかへ帰るの ♪
女子流に始まり女子流で納めたアイドルと音楽とライブの1年が終わる。
今年出会えた演者さんと運営さん。そしてフロアで踊ったり現場で語りあったヲタさん。
来年もステキな1年間になりますように。