Especia第1章が終って約一ヶ月。
ペシロスの喪失感に他の音楽を聴く気になれずペシアの『CARTA』をヘビロテする毎日。
それでも東京に来たからには誰かのライブを観たい。
いくら心が弱っていても、爆音の音圧とカワイイを求めている依存体質は変わらない。
そんな訳でやって来ました!渋谷のMilkyway。
東京では毎週(毎日?)行われているよくある地下アイドル達のライブイベントです。
こういったイベントでは出演するアクトの内どれぐらいの割合で興味があるのかで、
行く行かないを決めるのですが自分的には3組いれば、まあOK。今日は大当たりです!
レッツポコポコ以外は気になっていたメンツです。(レッポコさんごめんね。)
特にブクガことMaison book girlは以前から一度は観てみたいと思っていました。
実はブクガはいかにもサブカルという雰囲気が好きになれなくて避けていました。
ところが30日発売の1stEPのリード曲『lost AGE』のMVを観て衝撃を受けたのです!
まるで隔離病棟の院内服のような衣装。独特の変拍子サウンドとリリックの美意識。
総合プロデューサーであるサクライケンタ氏の作り込まれたコンセプトにヤラれました。
フロアはじゅじゅのしらいちゃんが卒業し活動休止とのことでじゅじゅヲタでパンパン。
校庭カメラガールも先日、ツヴァイとギャルに分裂(スピンオフ?)したばかり。
いろんな意味でアイドルビジネスは飽和状態になっているのでしょうね。
それでもライブ自体は刹那ゆえにどうしようもないぐらい盛上がっていました!!
そして初めてのブクガのパフォーマンスは世界観の美しさに久しぶりに心が震えました!
サブカルだからとスルーしていたのが悔やまれる。食わず嫌いはダメです。
思わずブクガのメンバーと2ショットチェキを撮ってしまいました。
後で調べたら矢川葵という子でしたね。肩の布が切り裂かれたような衣装にグッとくる。
ライムベリースクワッド達と遅めの昼食を食べて今度は渋谷のduoへ。
あぁちゃんのいない新体制の東京女子流に真っ直ぐ向かい合うべきだと思ったから。
それと、セルフプロデュースの女子流をワンマンで観たかったのです。
軽いK-POPのような等身大の応援ソング。そんなアルバムの新曲群を構成のメインに据え、
既存曲は速めのBPMにアレンジ。いつもの煽り、クラップとワイプ、そしてジャンプ。
おそらく今の彼女達が考え抜いたステージングがこのスタイルなんでしょうね。
せっかく中身が変わったのなら外見の変化も欲しい。
高校を卒業したのだからビジュアルイメージを一新しても良かったかな。
女子流の可愛さは相変わらずだけど自分が求めているサウンドやライブでないのは確か。
そうは言ってもこの路線で成功してくれるのであれば、それはそれで嬉しい話です。
一ファンの嗜好など彼女達の想いに比べればどうでもいい話。
大人達が作り込んだコンセプトを演じていくのと、
自分達で考え抜いてセルフプロデュースで演っていくのと、
表現者としてどちらが幸せになれるのかは、結局のところ結果しだいなんだろうな。